先日母と見にいった映画
原作になった漫画
を読んでみました。
ねこまき著
Amazon 1080円也。
電子辞書だと50%OFFになるのですが、それだと母や友人に貸し出しができないので、ハードカバーで購入しました。
大吉じいちゃんとタマさんの春夏秋冬が描かれています。
この1巻が映画の元になったような感じで、お友達の巖さんや、郵便配達のお兄さん、息子さんがきて奥さんの三回忌をするなど、映画でみた、人やエピソードが入ってきます。(本当は逆ですが)
映画とは違うのは、大吉さんもタマさんも映画よりさらに年上です。
映画だと大吉さんは70歳、タマさんは6歳でしたが、
原作では大吉さんは75歳、タマさんは10歳と、
だいぶ後期高齢者です。
柴咲コウがカフェを開く話や若先生の話、ダンスホールの話は、原作の1巻ではありませんでした。
(後ほど出てくるようです)
驚くのが回想シーンで、じいちゃんの若い頃の話が原作では出てきます。
昭和35年とか。
ねこまきさんおいくつなんでしょうか。。。。
予想通り、ほんわかとした絵柄で温かみのある癒し系の漫画でした。
実は私は、こういう密接な人間関係の、誰もが顔見知りでしょっちゅう挨拶している、いわゆる田舎の地域というのは実際には好きではないです。
なんだか監視されている感じがするし、、
他人とは距離を取りたい引きこもりのコミュ障なので。。
うちの実家は田舎でしたが、こういう感じではなく、最近はどんどん昔の家が取り壊されて知らない人が気がついたら住んでいたりしています。
現実の猫の島(青島)でも、3世帯しかいないにも関わらず、猫をめぐってトラブルが起きているとかいう記事を読むと、
愛媛県・青島「猫の楽園」の未来 昨年の不妊・去勢手術後もトラブルがたえず…
人間関係ってめんどくさい、
と思ってしまいます。
あくまでもファンタジーとして読むにはいいと思います。
人間不信になった時や人生に疲れた時にオススメでしょうか。
現時点で5巻まで発売されているようです。
個人的には映画の方が良かったですね。
結構リアルに問題に直面していて、それでも現実を受け入れて生きていく姿勢が、年齢なりの強さとしなやかさを表現していて、じんわりきました。
話もまとまってましたしね。
*
近所のミケさんです。
久しぶりに会いました。
写真だとピンボケしていますが、可愛い顔をしています。
でもだいぶ体が最近の雨でか汚れていて、
やっぱり外猫は厳しいなあ、と思います。