今日の3にゃん+1
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今日はこの本を読み返すことに決めていました。
作/絵 うさ
実話を元にした震災のお話です。
お母さんと津波に流されてしまったミニチュアダックスフンドのチョビちゃんが、
お姉ちゃんの所にもどって一緒にお母さんを探す手伝いをします。
東日本大震災で犠牲になった動物たちの絵を展示する「震災で消えた小さな命展」から生まれた本です。
この小さな命展を見て購入しました。
可愛らしい絵柄ですが、見るととても悲しくなってしまいます。
でも今日はこれを読むべきだろうと読んでいました。
やっぱり悲しくなってしまいました。
あの震災は本当に多くの人々、多くの動物たちの運命に影響を与えました。
私は被災地にはいませんでしたが、
地震で職場のガラスが割れたり、ガソリンがなくて困ったり、
計画停電が何度かあって、夜は停電のない地域のお店に移動して暖をとったりと、
生活にいろいろな影響を受けたことを思い出しました。
そして、命が一瞬にして奪われ、日常が一瞬にして壊される怖さから、自分のぼんやり生きてきた人生をこれでいいのかと考え直すきっかけになりました。
で、
婚活をしたけどうまくいかず、
猫を飼うことにして紫苑ちゃんを迎え、
今こうして猫のブログを書いています。
遠回しにあの震災は私や、紫苑ちゃん、木蓮ちゃん、桂花ちゃんたちの運命を変えたと言えるかもしれません。
犠牲になった人々のご冥福と今後の復興をお祈りするとともに、
犠牲になった動物たちの冥福も祈っています。
そして今の単調で平凡で退屈だけど、平和な日常が続くようにと、
猫たちの平和な寝顔を見ながら祈ります。