今日で東日本大震災から9年。
私にとっても、遠からず人生を変えた日です。
そんな折、
のせ猫、かご猫として有名だった、しろさんが、
3月2日に亡くなったと知りました。
あと数日で、18歳になるところだったようです。
何を載せられても動じない、
悟りを開いたように静かに座っている姿が、
印象的な猫さんでした。
しろさんは、
おそらく東北地方に住んでいて、
日本家屋のお家や、日本らしい畑で、
ころんころんしていました。
なんとも寂しい気持ちでいっぱいです。
このブログを始めて、3回目のこの日を迎えました。
おそらく震災がなければ、今後の人生を考えて、婚活して、挫折して、猫を飼うこともなかったのかな、と思います。
そう思うと、震災があったから、今私は猫たちと暮らしているともいえるわけで。。
この日は毎年、自らの人生を考える日になっています。
震災で身をもって実感しました。
平凡に過ごしてきた日常は、一瞬で崩れるのだと。
私の父が突然死した時も。
祖母が認知症になった時も。
最近のコロナもそうでしょうか。
戦後の平和な世代なはずが、
本当に先の見えない不確定な時代になってしまいました。
短調でもつまらなくてもいいから、
猫たちと穏やかな毎日を過ごして行けたらと願っています。
犠牲になられた方のご冥福をお祈りしています。
…って、PC壊れちゃうから、降りて、紫苑ちゃーん。
English version → 3.11 Thinking about Nishiro-san March 11, 2020