2019年4月21日日曜日

「アニマル・セラピーとは何か」読了  2019年4月20日


木蓮ちゃんです。



トンネルの中からこんばんは。



4月に入ってから、ママの職場で人が減ってしまい、
忙しくて忙しくて気持ちに余裕がなく、
ストレスがだいぶ溜まっていました。

やーーーっと今日ちょっと時間が取れて、
溜まっていた本の1冊を読み終えました。

こちら↓



アニマル・セラピーとは何か (NHKブックス) 


横山章光 著


1996年というだいぶ前の本です。
23年前??

当時都立立川病院に勤務していた精神科医が、その病院に公益財団法人日本動物病院協会(JAHA)のアニマルセラピーを導入し、アニマルセラピーについて綴った本です。

実は以前に購入して、1回さっと読んだのですが、1回では全部は理解できず、もう一度再読しました。


精神科医が書かれたので、
「動物かわいいしーアニマルセラピー癒しでサイコー」
などという浮ついた本ではなく、
論文やデータなどに基づいた硬派な内容です。

アニマルセラピーの科学的な効果から、動物の進化の歴史、欧米と日本の動物への接し方の違いとその背景となるキリスト教と仏教の違い、、など内容も幅広く渡っています。
論文などからの引用と、セラピーや医療現場で体験したことや教わったこと、それに自分の考え、とがしっかり分けて記載されている点も誠実だと思います。


この本の中で刺さった記述が2箇所ありました。

 また、これは私の考えですが、「ペットに愛着がある人のほうが抑うつになりにくい」というデータなどから考えてみると、実は重いペットロスに陥る人は、自分の生活におけるペットの存在が、どこか歪んでいる可能性があると思うのです。例えば子どもの代わり、とか、孤独感を癒すため、とか。もちろんそれらの役割がペットにあることは認めますが、必要以上にその役割が大きくなってしまうと、喪失した場合に病的になりやすいのではないでしょうか。

 動物関係のいろいろな人と話していて思ったのですが、動物の飼い主には二種類あるような気がします。「だれとでもうまくやっていけ、動物ともうまくやっていける人」「動物としかうまくやっていけない人」です。

あーこれ私のことだー
と思いつつ、
やっぱり精神科医は人を見ているんだなあ、
と思いました。


ちなみに、、、

現在では立川病院にアニマルセラピーの訪問は行かれていないようです。

動物のいる施設として本文中で紹介されていた、横浜のさくら苑では、
現在も小型犬(シーズー犬の秀くん)が飼われており、アニマルセラピーの訪問も月1回受けられるようです(執筆当時は大型犬2頭だったよう)

筆者はその後もアニマルセラピーについて研究を続けられているようで、
現在は帝京科学大学というところで准教授をなさっているようですね。

教員紹介 - 帝京科学大学 横山研究室



病院の患者さんとご家族さんが木蓮ちゃんを見て撫でて喜んでくれて、それを見て私もとても嬉しかったです。
とてもよい活動です。

今はお休みしていますが、またいづれ参加したいなーと思っています。




ねー木蓮ちゃん。











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