昨日に引き続き、桂花ちゃんです。
下痢気味なので、膵炎を獣医さんに疑われています。
そんなわけで、、、
猫の膵炎
について調べてみました。
まずは例によってこちらの本
膵炎(すいえん)
原因:交通事故や落下などで腹部を強打することにより急性の膵炎を起こす。
また、肝炎、十二指腸炎や、伝染性腹膜炎などの感染症でも起こる。
高齢の猫の場合も多く、目立つ症状がない場合もある。
また、肝炎、十二指腸炎や、伝染性腹膜炎などの感染症でも起こる。
高齢の猫の場合も多く、目立つ症状がない場合もある。
症状:事故などの急性の場合は昏睡のまま死亡することがある。
脱水や下痢が主な症状になるが、症状が目立たない場合が多い。
糖尿病を併発することもあり、その場合は多飲や多尿の症状が現れる。
炎症が肝臓に波及すると黄疸があらわれる。
慢性膵炎の場合は食欲低下、体重減少、沈うつ、悪臭の強い下痢などが症状として現れる。
脱水や下痢が主な症状になるが、症状が目立たない場合が多い。
糖尿病を併発することもあり、その場合は多飲や多尿の症状が現れる。
炎症が肝臓に波及すると黄疸があらわれる。
慢性膵炎の場合は食欲低下、体重減少、沈うつ、悪臭の強い下痢などが症状として現れる。
治療:原因に対する治療が重要となるが、原因を確定するのが難しいため、体調管理のための輸液などの支持療法が中心となる。
感染症や糖尿病の対応も必要となる。
感染症や糖尿病の対応も必要となる。
予防:交通事故や転落が原因となることが多いので環境の整備が予防となる。
ほかの疾患からの併発もあり、ワクチン接種、検便や検尿などの定期検診や日常の健康管理が重要である。
ほかの疾患からの併発もあり、ワクチン接種、検便や検尿などの定期検診や日常の健康管理が重要である。
カラーアトラス 最新 くわしい猫の病気大図典より
うーん、
なんだか難しいですねえ。。。
人間だと、原因は大体アルコールが多いんですけどね、膵炎は。急性でも慢性でも。
で、結構な腹痛になるはずなんです。
というのも、膵臓の酵素は食べたご飯を溶かすもので、それがなぜか膵臓自身を溶かしてしまうという恐ろしい事態が膵炎なので、、
とにかく猫の膵炎は、
”症状がめだたない”
ですね。
しかし、この本には、
前回測った、
猫膵特異的リパーゼ
について載ってませんでした。
そこで、
見つけたサイト、
によりますと、
・血中アミラーゼ、リパーゼ検査:猫ではあまり参考にならないため、血液検査で測定しない病院も多いです。膵炎であっても感度が低く上昇しない、また肝疾患、腎疾患、腸疾患で上昇してしまうため、膵炎のマーカーに適しません。
・猫膵特異的リパーゼ(Spec fPL):通常の血中リパーゼよりも検査の信頼度が高い検査です。血液中のリパーゼは膵リパーゼ以外にも、胃リパーゼ、肝リパーゼなどがあります。そのうち膵リパーゼのみを測定しているのが猫膵特異的リパーゼです。
Spec fPLが高い → 検査結果の信頼性が高い(特異度が高い)→膵炎と診断される
Spec fPLが低い → 検査結果の信頼性が低い(感度が低い)→”膵炎ではない”とは限らない
とのことでした。
人間だと、膵炎の場合は、採血検査ではアミラーゼ、リパーゼという酵素を検査しますが、猫だとあまり参考にならないのですね。。。
さらに、
検査キット
(インフルエンザの検査に似ている、これ↑)
を販売しているらしい、
アイデックス検査サービスの説明がこちら。
猫では意外と膵炎が多いんですよー
SpecfPLは役立つ検査だけど100%ではないんだよー
ってことでしょうか。。
*
そんな膵炎疑いの桂花ちゃんですが、、
だいぶご飯食べてくれるようになりましたーー
特にこの、
は、結構気に入ってくれたようです。
塊がないから食べやすいようですね。
活気も結構出てきました!
「階段登ったにゃ!!」
上見て、
下見て、、
降りる。
降りる。
えっへん。
ただ、
まだ、、
ウンニョがまだ緩いんですよ、、、
(画像は自粛)
下痢止め(ディアバスター )再開しています。
お通じが普通になってくれれば、大分もとどりと思うんですけどね。
こんな元気になったもん、膵炎じゃない、、よね?
English version → I examined about cat pancreatitis. March 14, 2019