朝顔ちゃんです。
アップっぷ。
朝顔ちゃんと木蓮ちゃんは現在、
先日購入したこちらの、
歯磨きシートで歯をゴシゴシしています。
”ミルク風味なのでたのしく歯磨きができる”
という商品ですが、
たのしく歯磨きができるかというと、、
はい、お口開けてー
歯磨きしますよー
「嫌にゃー」
と、
めちゃくちゃ嫌がられています。
歯肉が赤いんですよね、、(見えます?)
今日は、歯垢・歯石、歯周病について、改めて調べてみました。
こちら、くわしい猫の病気大図典、で歯周病についてはちょっと調べたのですよ。
今回はこちらの本です。
歯垢(しこう)・歯石(しせき)
?原因
唾液に含まれるカルシウム塩と食べ物がまざりあって歯に付着したものが歯垢です。歯垢が石灰化したものが歯石です。柔らかい食べ物は歯に付着しやすく、歯石になりやすいです。
!症状
歯に黄白色または灰緑色の付着物が見られ、口臭が強くなります。歯石が歯茎の間に入り込んだ場合、歯茎の炎症(歯肉炎)につながります。
+治療
歯垢は簡単に拭き取ることができますが、歯石になってしまうと病院での除去になります。猫は比較的、歯石が付きにくいです。
歯石がついた歯牙はおそらく歯根の炎症を伴っているため。歯根の治療も伴せて行う必要があります。
猫の歯石除去は全身麻酔で行われます。おとなしい猫でも麻酔なしでは不可能です。堅い物を噛むようにさせると歯石の付着を遅らせることができます。
歯周病(歯肉炎・歯周炎)
猫の歯周病は犬ほど多くはありません。多くの場合、歯石の付着を伴っています。
猫は痛みを感じても飼い主に訴えることができませんし、猫の歯周病の進行は、破折あるいは歯牙吸収病巣などに併発して発症していることが多く、さらに難治性の口内炎に進行することもあります。
?原因
破折あるいは歯牙吸収病巣などが原因としてあげられます。健康な猫の口腔内は清浄です。しかし、その維持ができなくなると歯垢、歯石の付着が見られることになります。
歯垢は食物残渣などから構成されていますが、その中には多数の細菌が存在すると言われています。歯垢が唾液中のカルシウムやリンなどを取り込んで石灰化した歯石は表面が粗造で、さらに歯垢が付着しやすくなります。
!症状
歯周病の進行度や原因菌によって異なりますが、口臭、よだれ、痛み(食べ物をすぐに吐き出す、顎がガクガクしている、口の周囲をさわられるのを嫌う)、クシャミ、唾液に血が混じるなどです。口を開閉するときにぎしぎし音が聞こえることもあります。
歯肉が発赤・腫脹する歯肉炎は初期の状態であり、進行すると歯肉が後退して歯頸部が露出します。歯槽骨が吸収されると歯根が露出し歯の動揺が始まります。さらに悪化すると歯は脱落します。
+診断・治療
在宅で歯ブラシ・デンタルガム等によるケアを猫に行うことは、ほぼ不可能です。歯石が付着している場合は、麻酔下での歯石除去が必要となります。
軽度の歯周病の治療では歯の表面についた歯石の除去に加え、歯肉縁下の歯石・歯垢の除去、ルートプレイニングを行い歯周ポケットの汚れを除去し、円滑な根面にします。また付着歯肉の状態を改善させるため、歯肉縁下の掻爬、キュレッタージを行い、歯肉を根面に密着させて再付着させます。
歯石を除去した後は歯の表面が粗造なため、歯垢・歯石が付着しやすくなるので、表面を滑らかにする、ポリッシング(歯面研磨)を行います。
”在宅で歯ブラシ・デンタルガム等によるケアを猫に行うことは、ほぼ不可能です。”
ガーン、、ショーック。
また他のページには、
”日頃から口腔内の観察ができるよう、子猫のうちから習慣付けることが大切です。”
と書かれていました。
そうですね、、子猫のうちから習慣づけておけばよかったですよ。
こちらの王子様は、
全く口を、
触らせてくれませぬ。
「嫌にゃ」
できる仔にできる範囲でやっていくしかないですよねえ。。とほほ。。