今日は、
実は、
私の父の命日でした。
実家に帰って墓参りをし、
母と食事をしてきました。
そんな日に読んだ本がこちら。
加藤由子・著
小泉さよ・絵
Amazon 1404円
今まで猫の看取りの本は、あまり読んできませんでした。
どこか避けていたのでしょう。
でも、
先日、
桂花ちゃんが入院しました。
桂花ちゃん入院しました。紫苑ちゃんの誕生日祝いは延期です。 2019年8月19日
入院中の桂花ちゃんのお見舞いに行ってきました。。。 2019年8月20日
入院3日目の桂花ちゃん、発作出ちゃった。 2019年8月21日
桂花ちゃんのいない夜 2019年8月22日
退院祝いに新しい首輪をおそろいで 2019年8月24日
幸い退院できましたが、
まだ不安は残っています。
(肝臓に腫瘤があるそうです)
その時に、
桂花ちゃんのいろいろなことを決めるのは、
私しかいません。
こういうことも考えておかないといけない、と
きちんと向き合うことに決めました。
そこで、
イラストが可愛い、こちらの本を読んでみました。
猫の一生から、老猫とスキンシップが大事なこと、環境づくりに、病気。
そして最期の看取り方。
正直辛かったです。
最後の飼い猫を看取った人たちの体験談は、
(待ち合わせの)コメダで鼻をすすりながら読んでました。
最近病気の対応にばかりバタバタして、
ちゃんとコミュニケーションを取ってなかったなーとか、
マッサージとか歯磨きしてあげてないなーとか、
反省しました。
そして、
おむつや寝たきりになって体交が必要になったら、
自分にできるのかしら、と心配になりました。
印象に残った内容は、
”ちょっと声をかけるだけ、これも立派なスキンシップです”
忙しい時の手軽なスキンシップはありがたいですね。
それから、
”手がかからなくなったときがターニングポイント”
猫の老後のQOLを考えるターニングポイントなんだそうです。
そういえば、
桂花ちゃんは、
初めて会ったときから手がかからない子です。。。
逆にいえば、
手のかかる仔たちは、
まだ若いんだー
と喜んでいいんでしょうかね。
そして、
”飼い主としての姿勢を決める”
”人が持っている死生観は年齢によって、また経験によってそれぞれ違います。”
”「猫はどうしてほしいと望んでいるか」と考えても結局、個人個人の死生観を投影することにしかなりません。”
うーん、、
痛みは最大限取ってほしいと思いますね。
治るものならできる限り治療してほしいですが、治らないものはあまり痛い思いをさせたくないですね、私は。
また、猫にもよりますかね。
”食事も水も受けつけないなら無理をせず、撫でてあげるだけ、話しかけてあげるだけで、もう、そっとしておきましょう。死出の旅を歩き始めた猫はもう誰にも止められないのです。小さな体で自分の一生に終止符を打とうとしている愛猫を、尊敬と感謝の気持ちで見守ってあげることが何より大切なことです。”
…
……
………
もう涙しか。。。
私の父は突然死でした。
その日の朝は普通でしたが、夕方には亡くなって発見されました。
本人は苦しまなかったと思いますが、周りは突然のことでとても大変でした。
別れも言えませんでした。
人間も猫も最期をどのように迎えるのがいいのかは、わかりません。
これほど医学が発達しても、動物の死亡率は100%です。
避けられないことです。
その都度その都度、
最良の選択をしていくのしかないのかな、と思います。
きっと後悔はするでしょうけど。
考えさせられる本でした。
English version → "A book that live happily until the last day with cats" by Kato Yuko, completed September 15, 2019