2025年8月24日日曜日

架空ほっこりどうぶつ新聞  2025年8月24日日曜日 「インコが届けた“おはよう”」


「インコが届けた“おはよう”」

埼玉県さいたま市に住む70代のご夫婦のもとでは、毎朝ちょっとした習慣があります。
それは、飼っているセキセイインコの「ピーちゃん」(2歳)が、ご主人を起こすこと。

以前は目覚まし時計だけではなかなか起きられず、寝坊気味だったご主人。
けれどある日、ピーちゃんが真似して覚えた「おはよう!」のひと言で、すっと目を覚ましたのだそうです。

それ以来、ピーちゃんは毎朝カーテンの前に飛んでいき、外の光が差し込むと同時に元気いっぱいに「おはよう!」。
続けて「ピッピッ」と弾む声をあげ、ご主人の肩に飛び乗ります。

「目覚まし時計よりもずっと効果があるんです」と奥さまは笑顔。
最近では近所の子どもたちも遊びに来て、「ピーちゃんのおはようを聞きたい!」とせがむようになりました。

人間と鳥とでつくる、ちいさな朝の習慣。
日曜日の朝を明るくしてくれる、さわやかな“生きた目覚まし時計”です。

架空ほっこりどうぶつ新聞 9月6日土曜日 台風一過、ひなたぼっこの行列

  台風一過、ひなたぼっこの行列 昨日の台風が去り、町には朝からまぶしい青空が広がりました。 どうぶつ病院の庭では、入院していた犬や猫たちが、久しぶりに外に出て日向ぼっこ。 芝生の上に、わんこ、にゃんこが並んで気持ちよさそうに寝そべる姿はまるで“ひなたぼっこの行列”。スタッフが水...